イデベンチャーとは

ideventure

令和6年度の「イデベンチャー」の実施につきましては、誠に勝手ながら開催を中止させていただくこととなりました。 ご参加をご検討いただいた皆様には大変申し訳ございません。 何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。

          

NPO法人きらり水源村 理事長 岩﨑良美

原井手下りアドベンチャー「イデベンチャー」とは

「井手(いで)」とは水田に水を引き入れるための用水路のこと。水源地区の原井手(はるいで)は水路幅は広く、地域の年配の方々は「子供のころ、よく泳いで遊んだよ~」と言われているように流れも緩やか。

県内屈指の水量・水路幅を誇る原井手を活用した体験プログラムが、原井手下りアドベンチャー「イデベンチャー」なんです。

原井手管理委員会の協力の下、井手に出入りできる場所をスタート・ゴールとしたコースを整備しました。体験はカヤック(2人乗り)、水の流れに身をまかせるだけ。橋の下をくぐり、真っ暗な水路トンネルを通り、水の流れる音や風を感じながら特別な時間を過ごすことができます。

また、原井手の水で育ったお米が味わえる「里山ランチ」を食堂で提供しています。イデベンチャーご利用の方だけに提供するランチは、水源米、郷土料理の団子汁(メイン)に小鉢や漬物がついて800円(税別)です。ぜひ合わせてお申込みください。

【お知らせ】
  • 館内には飲み物などの自動販売機はございません。
  • また、交流館近辺にはお弁当や軽食などを購入できるお店やコンビニはございませんので、ご注意ください。
  • 令和5年度の「イデベンチャー」の実施につきましては、誠に勝手ながら開催を中止させていただくこととなりました。 ご参加をご検討いただいた皆様には大変申し訳ございません。 何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。           

    NPO法人きらり水源村 理事長 岩﨑良美

■お問合せ
きくちふるさと水源交流館 電話:0968-27-0102 Mail:kirari@suigen.org
〇PR動画(youtube)
〇原井手(はるいで)とは

元禄、江戸幕府将軍・徳川綱吉の時代。菊池市河原地区は、阿蘇溶岩の台地が広がり水の利便性が悪く、人びとのくらしは大変厳しかったそうです。河原手永惣庄屋・河原杢左衛門(かわはらもくざえもん)は菊池川上流から水を引く井手の計画をたて、4年余りの歳月を経て元禄14年(1701年)に完成。里山を縫うように繋がる井手は、総延長は11kmにおよび、500mを超えるトンネルが掘られました。井手の完成により、河原地区・水源地区の210haの水田を潤すこととなりました。

〇熊本地震による影響

 平成28年度は熊本地震により井手が数か所で崩壊の被災を受けました。その後の大雨では土砂崩れが各所で起こり、土砂で井手が埋まってしまう被害により水源地区の農業が大きな打撃を受けました。原井手管理委員会の方々を中心とした地元の方々の尽力で井手の復旧作業を行いました。

現在も、被災によって崖崩れ等の危険があるエリアがあります。それにより「アドベンチャーコース(4km)」の提供を中止しています。